自分を大切にするってどういうこと?
自分のことを大切にしていますか?
あなたは、自分のことを大切にしていますか?
「自分を大切にしたいです。・・・でも、どうやったら自分を大切にできるのか、わからないのです」
クライアントさんから、こんな言葉を聞くことがあります。
あなたは、自分に何をしてあげたら、どうすることが、自分を大切にしていることになると思いますか?
自分を大切にする方法
自分を大切にする方法、いろいろあるかもしれません。
人それぞれ、自分を喜ばせるやり方があります。
自分の好きなことをする、楽しいことや心が喜ぶことをする、というのも、一つです。
時には、自分の体や心を休ませる、というのも、大切ですよね。
気持ちのいい場所に行ったり、好きな人に会ったり・・・。
そういうことも、いいですね。
まだまだいろいろあります。
いろいろある中でも、もしかしたら、一番に、大切ではないかと、私が感じていることがあります。
それは・・・。
『自分の気持ちや感情に、気づいてあげること』
『自分の気持ちや感情を、大切にすること』
です。
自分の気持ちや感情に気づく
自分の気持ちや感情に気づき、それらを大切にする。
私たちにとって、とても大事なことなのです。
私たちは、感情を感じることに、抵抗があるかもしれません。
特に、ネガティブと言われている感情に・・・。
「悲しい」「寂しい」など、できるなら感じたくない!と、思ってしまうのかもしれません。
それから、「感情」を出すことに、抵抗があるかもしれません。
もしかしたら、子供の頃、親などから、、
「感情的になってはいけない」、「感情を出すことは恥ずかしい」、「感情を見せないようにしなさい」と、言わたことはありませんでしたか?
特に、日本では、感情表現が苦手な人が多いのかもしれません。
学校でも、感情の扱い方は、なかなか教えてくれません。
そして、大体が、感じないようにする、忘れてしまう、ごまかしてしまう、などと、感情を、抑え込んでしまう場合が多いです。
実は、感情的になることと、感情を感じるということは、別のことなのですが、どうしても、混同してしまいがちです。
感情を感じることがダメなような錯覚に、陥っていることがあります。
感情を出さないと?
感情を出さないようにしてしまうと、どうなるでしょうか?
抑え込まれてしまった感情は、行き場所を失ってしまいます。
ぎゅーっと、心の奥底に閉じ込められ、苦しくなっていきます。
これは、まるで自分自身が、段ボール箱の中に詰められて、上からさらに、自分の姿が見えないように、布団やクッションを押し込まれている状態、といってもいいでしょう。
考えただけでも、苦しそうです。
そうして、抑え込まれてしまった感情は、いろんな問題を引き起こしてしまうことがあります。
ちょっと表現方法を変えて、怒りや、イライラとなって、他の人を攻撃することもあるかもしれません。
そして、溜まりすぎると、ドッカ〜ン!!!
大爆発を起こしてしまいます。
昔は私も、結構ガマンしていることがありました。
爆発したこともあったかも!?(^^;)
あなたの周りにも、いらっしゃるかもしれません。
普段はとても穏やかな人なのに、怒るととっても怖い!キレたら、手がつけられない!
いきなり、怒って、拒絶された、関係が切れてしまった、などもあるかもしれません。
もし、あなたもそのタイプでしたら、爆発する前に、あなた自身の気持ちに気づいてあげましょう。
もしかしたら、
「ネガティブな感情を感じるのが怖い」
「感じてしまうと、抜け出せなくなるような気がして不安」
「気づかないようにしていた方が楽」
などの理由で、感情を無視している方も多いかもしれません。
感情を感じきると癒される
実は、その反対で、感情を感じてあげた方が、落ち着くのです。
まず、あなたが、自分の感情に気づき、感情を感じてあげます。
そして、感情を感じきった時、その感情は癒されていきます。
そうなると、その感情は、もう暴れる必要がなくなります。
問題も起こしません。
気持ちが、とても落ち着いていきます。
それと共に、あなた自身だけでなく、まわりの人、状況なども変わることが多いです。
それでも、感情を扱うのが怖い、という方もいらっしゃるかもしれません。
そういう場合は、まず心理セラピスト(カウンセラー)に、サポートをお願いしてもよいでしょう。
サポートをしてもらいながら、感情を感じて、癒されていくのを体験することができると、ネガティブな感情を感じることへの恐怖感も和らいでいきます。
自分の気持ち、感情は、本来、「自分の味方」です。
あなたを助けてくれようとしています。
本当のあなたの思いを、表現してくれています。
まずは、今日一日、あなたの感情を、大切にしてみてください。
それが、あなた自身を大切にすることに、つながっていきます。
あなたに愛と安らぎが溢れますように☆
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